体内埋設型神経調節装置に関する小委員会
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ハンズオンセミナー

ハンズオンセミナー参加申込み方法

ハンズオンセミナーの受付は10月11日(水)正午より開始します。
申込は参加登録サイトのメインメニュー内で受付いたしますので、受付開始までにあらかじめ参加登録をお済ませいただくことをお勧めします。
下記URLより参加登録サイトへお進みください。

※ハンズオンセミナー事前申込は、学術大会の参加登録・支払いが完了した方が対象となります。

参加費

無料(第53回学術大会参加者のみ)

受付期間

前期参加登録:2023年 10月11日(水)正午 〜 10月31日(火)23:59
後期参加登録:2023年 11月7日(火)正午 〜 11月20日(月)23:59

各セッション開催日前日までオンライン申込可能。

先着順。定員に達し次第締め切らせていただきます。
定員に満たない場合は当日、セッション会場前で参加登録を受付けます。
ハンズオンセミナーは現地開催のみとなります。
当日のお申込は会場にて受け付けますので、直接会場までお越しください。
当日、会場にてスタッフがセミナーの様子を撮影させていただきます。撮影データは個人が特定できないよう加工させていただき、次回のセミナー広報資料として使用させていただく場合がございますことご了承ください。

ハンズオンセミナー1  11月30日(木) 10:05〜12:15(第9会場)

MSLTの記録とスコアリング

定員 30名
内容 Multiple sleep latency test (MSLT) は、眠気を客観的に測定するゴールドスタンダードであり、臨床場面では中枢性過眠症の鑑別診断のために必須の検査である。MSLTは検査実施の方法のみならず、検査開始までの診察場面での指導や準備についても、米国睡眠医学会によるプロトコールが定められている。指導者なしでプロトコールどおりに行うことは、初心者にとってはしばしば困難であり、実地でのMSLTを経験する必要がある。このセミナーでは、MSLTがどういった研究を積み重ねを経て現在のようなプロトコールに至ったか、また、MSLTがどのように臨床応用されているかを解説し、記録方法の説明の後、その場で記録のデモを行う。そして、最後に少人数のグループごとに、ストックされているデータを使ってスコアリングを行う。未経験者、初心者を対象とするが、MSLTプロトコールが2021年に16年ぶりに改訂されていることから、経験者で知識をリフレッシュしたい方の参加も歓迎する。
コーディネーター 大倉 睦美(朝日大学 歯学部 総合医科学講座 内科学)
講師

1.MSLT開発の歴史
 小栗 卓也(公立陶生病院 脳神経内科)

2.MSLTの実施方法
 赤堀 真富果(中東遠総合医療センター診療技術部検査室/睡眠医療センター)

3.MSLT記録デモンストレーション
 奥谷 一真(関西電力病院 臨床検査部)
 紀戸 恵介(京都大学医学部付属病院 精神科神経科)

4.MSLTのスコアリング方法
 立花 直子(関西電力病院 睡眠関連疾患センター・関西電力医学研究所 睡眠医学研究部)

共催 一般社団法人日本臨床睡眠医学会
日本光電工業株式会社

ハンズオンセミナー2  11月30日(木) 13:30~15:40(第9会場)

迷走神経刺激療法(VNS)の刺激調整

定員 20名
対象者 VNSがどんな治療か知りたい。VNS認定医の資格は持っているが、実際にはまだ治療を行なっておらず今後早めに治療を始めたい。既にVNSは自分の外来で実施しているが、現状で問題無いか確認したい、などの方々のご参加を期待しております。
内容 迷走神経刺激療法 (VNS) が難治てんかんに対する治療選択肢の一つとして承認されてから10年以上が経過しています。海外では小児神経科や脳神経内科のてんかん専門医がVNSの刺激調整をしている場合が一般的ですが、本邦では未だに植込みを行った脳神経外科医が主体的に調整を行う状況が続いています。難治てんかんに悩む多くの患者のADLを改善するには、脳神経外科医以外のより多くの神経系を扱う医師らがこの治療に参入する必要があります。ポイントは二つあると考えられます。一つはVNSの適応です。VNSの適応は焦点切除術等の開頭術の適応とならない症例ですが、長時間ビデオ脳波モニタリング等で精査の末、結果的にVNSを選択する症例は意外に多く存在します。多焦点性の難治てんかんはその典型と言えます。二つ目は実際の刺激調整のコツになります。数例を短期間に経験することが最良と言えますが、本ハンズオンセミナーでは経験豊富な講師陣らが、それぞれの経験から得た調整のコツを提示しますので、明日からのVNS治療に活かしていただきたいと思います。また症例を共有し、理解を深める助けとします。積極的なご参加をお待ちしております。
コーディネーター 山本 貴道(聖隷三方原病院 脳神経外科)
司会 原 恵子(原クリニック 精神科)
川合 謙介(自治医科大学 脳神経外科)
講師

1.VNSの適応とSenTivaを使ったプログラミングの実際
 赤松 直樹(国際医療福祉大学 脳神経内科学)

2.症例共有: VNS適応の再考とSenTivaを最大限に活かすための工夫
 山本 貴道(聖隷三方原病院 脳神経外科)

共催 リヴァノヴァ株式会社

ハンズオンセミナー3  11月30日(木) 15:50~18:00(第8会場)

脳深部刺激療法(DBS) の刺激調整

定員 15名
対象者 医師、看護師、リハビリ療法士およびその他のコメディカル
内容 脳深部刺激療法(DBS)は、脳深部に微細な電気刺激を加え脳の機能を修正制御して疾病の治療を行うものです。すでに日本国内でも運動障害を中心に1万人以上の患者さんがこの治療を受けていると考えられます。脳深部刺激療法の治療効果を最大限に引き出すには、電極を挿入埋設した後に刺激条件の適切な調整を行う必要があります。本セミナーでは、本邦で最も多い適応疾患であるパーキンソン病に対する脳深部刺激療法の刺激調整の基本を学びます。セミナーでは、日本国内で使用されている刺激調整のためのデバイスを実際に操作して頂き、その使用方法を体得して頂きます。刺激強度をアップするタイミングや刺激副作用に対する対処の仕方を学びます。脳深部刺激療法を受ける患者さんの数は年々増加していますが、刺激調整の技術を身につけた医師はまだ少なく、調整のため患者さんが遠方への通院を余儀なくされていることも少なくありません。適正な刺激調整管理料も保険収載されており、刺激調整技術の獲得は今後先生方のスキルとして大いに活かされるものと考えます。
コーディネーター 深谷 親(日本大学医学部 脳神経外科・リハビリ科)
講師

1.パーキンソン病の脳深部刺激療法 刺激調整の基礎
 旭 雄士(金沢脳神経外科病院)

2.パーキンソン病の脳深部刺激療法:刺激調整の応用
 下 泰司(順天堂大学医学部附属練馬病院 脳神経内科)

3.脳深部刺激療法刺激調整の基本:パーキンソン病を中心に
 深谷 親(日本大学医学部 脳神経外科・リハビリ科)

共催 日本メドトロニック株式会社
アボットメディカルジャパン合同会社

ハンズオンセミナー4  11月30日(木) 15:50~18:00(第9会場)

AIを用いた臨床神経生理データ解析入門

定員 20名
対象者 AIに興味のあるすべての医療従事者(経験問わず)。
ラップトップPCやiPadの持参が望ましい
内容 医療分野で人工知能(AI)の導入が進んでいます。興味を持っている人も多いと思いますが、未経験者には敷居が高く感じられる分野でもあります.本学会でAIを用いた研究開発を進めている講師が、前半はオリジナルデータ処理から機械学習の基礎までをレクチャーし、後半は脳波分野と筋電図・エコー分野に分かれデモを行います。
コーディネーター 野寺 裕之(天理よろづ相談所病院 脳神経内科)
講師

1.精神疾患を脳波の機械学習で判別する方法論
 水野(松本) 由子(兵庫県立大学大学院 情報科学研究科)

2.(仮)AIによる脳波でのDC shift検出
 後藤 昌弘(医学研究所北野病院 脳神経内科)

3.機械学習を用いたリアルタイム筋超音波定量解析プログラムの開発(仮)
 野田 佳克(神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 脳神経内科学分野)

4.AIを用いた臨床神経生理データ解析入門
 野寺 裕之(天理よろづ相談所病院 脳神経内科)

ハンズオンセミナー5  12月1日(金) 8:30〜10:40(第9会場)

神経伝導検査の実際 *外科系依頼の対応と内科系依頼の対応*

定員 -(事前申込制ではございません。)
対象者 神経伝導検査を学び始めた人、学んでいる人、学びたい人
内容 神経伝導検査は神経筋疾患の診断になくてはならないツールであるが、以下に示す検査の原則を理解しておくことが適切な診断のためには大切である。1)検査前に症状を確認して、検査部位との対応を考えること、脱力のある筋や感覚低下のある神経を検査することが基本である。2)筋収縮とその動きを観察しながら刺激をすること、このことで誤った神経刺激を防ぐことができる。3)遠位部と近位部での刺激にともなう変化をみること、これにより軸索障害か脱髄かを区別することができる。4)潜時や振幅が直線的に変化するがどうかをみること、突然の変化は何か病態があるか技術的な問題の存在を示す。5)病気の種類によって短い部分や長い部分の検査を使い分けること、手根管症候群や肘部尺骨神経障害では短い分節の検査が必要だし、ポリニューロパチーでは長い範囲、多数の神経での所見が重要になる。前提としてCMAPやSNAPの波形の成り立ちを理解し、複合活動電位が脱髄や軸索変性によってどのような影響を受けるかを知っておくことが大切である。今回のハンヅオンが日々の神経伝導検査を自分の頭で考えながら進めることができるための一助となることを願っている。
コーディネーター 幸原 伸夫(神戸市立医療センター中央市民病院脳神経内科)
講師

幸原 伸夫(神戸市立医療センター中央市民病院脳神経内科)
髙橋 修(東京都リハビリテーション病院 臨床検査科)

共催 日本光電工業株式会社
事前申し込み制ではございません。参加希望の先生方は当日会場まで直接お越しください。

ハンズオンセミナー6  12月1日(金) 13:25~15:35(第8会場)

神経生理検査機器に触れてみよう!

定員 -(事前申込制ではございません。)
対象者 初級者および中級者
内容

●神経生理検査機器に触れてみよう!動かしてみよう!神経生理検査における良好な波形を得るためには.

 神経生理検査機器は,大工さんに例えるなら鋸(ノコギリ)や鉋(カンナ)と同様に重要な道具のひとつです.
 検査機器は患者さんの状態および検査状況によっては検査中であっても臨機応変な運用を徹底して行う必要があり,これを上手く扱えなければ判定に耐えうる波形は得られません.また,検査データは検査技術への依存度が大きく,記録した波形が臨床的に信頼できるものなのか,あるいは技術的エラーなのかを鑑別できなければなりません.
 信頼性の高いデータを得るためには,神経生理学に加え,電気工学的な知識と機器操作の技術が必要となります.そして,検査データは被検者に対し多大な影響を及ぼす可能性があり,検査データに責任が持てるように高い専門性を発揮して対処することが強く望まれます.
 本コーナーでは,これから神経生理検査を行おうとする医師や技師に対して実際に機器に触れて操作をしてもらうことや,機器設定の方法などを現場で検査をしている技師が質問等に対応して疑問の解決に役立てる企画です.
神経検査機器に対する今さら聞けない疑問などを,是非この機会に問題解決してみませんか?
企画担当技師一同,皆様の気軽なご参加をお待ちしております.

コーディネーター 髙橋 修(東京都リハビリテーション病院 臨床検査科)
脳波検査
アドバイザー
石郷 景子(GIFU Sleeping Labo)
杉山 邦男(東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部)
神経伝導検査
アドバイザー
髙橋 修(東京都リハビリテーション病院 臨床検査科)
木崎 直人(杏林大学医学部付属病院 臨床検査部)
共催 日本光電工業株式会社
ガデリウス・メディカル株式会社
事前申し込み制ではございません。参加希望の先生方は当日会場まで直接お越しください。

ハンズオンセミナー7 12月1日(金) 13:25~15:35(第9会場)

VEP

定員 15名
対象者 医師・看護師・理学療法士・臨床検査技師・医療工学技士、その他の医療従事者
内容 VEPを臨床や研究で使い始めたばかりの方あるいはこれから使う予定の方が、VEPの基本的な刺激呈示や電極の装着、記録方法を学ぶ初学者向けのハンズオンセミナーです。
コーディネーター 山﨑 貴男(泯江堂 三野原病院 脳神経内科)
池田 拓郎(福岡国際医療福祉大学 医療学部)
講師

1.VEPガイドラインの概説(講演形式)
山﨑貴男 (泯江堂 三野原病院 脳神経内科)

2.顔、文字刺激を用いたVEP(講演形式)
高宮 尚美 (広島大学 脳・こころ・感性科学研究センター)

3.運動視刺激を用いたVEP(講演形式)
後藤 和彦 (東京都立産業技術高等専門学校 ものづくり工学科)

4.ジター錯視を用いた アルファ波の計測とその応用(講演形式)
天野 薫 (東京大学 大学院情報理工学系研究科)

5.白黒格子縞反転刺激を用いたパターン反転VEP (実習的ハンズオン形式)
大石 文芽、山﨑 貴男  (泯江堂 三野原病院 脳神経内科)

協力 日本光電工業株式会社

ハンズオンセミナー8  12月1日(金) 15:50~18:00(第9会場)

脊髄刺激療法(SCS)の刺激調整

定員 15名
対象者 医師・看護師・理学療法士・臨床検査技師・医療工学技士、その他の医療従事者
内容 脊髄刺激療法(SCS)の基礎から応用まで、電極の挿入手技、刺激装置の操作方法、刺激方法の選択、臨床効果などをわかりやすく、講義と実技で解説します。挿入電極や刺激コントローラーなど実際に手に取って経験する時間をしっかりとお取りします。脊髄刺激療法にご興味ある医師やその他の医療関係者、すでに脊髄刺激療法を行なっているが、他社のシステムに振れてみたい方など、多くの方のご参加をお待ちしています。想定される診療科は、脳神経外科、整形外科、ペインクリニック科、脳神経内科、リハビリテーション科などです。
コーディネーター 市川 忠(埼玉県総合リハビリテーションセンター 脳神経内科)
講師

1.SCSの基本事項
 大島 秀規(日本大学医学部 脳神経外科)

2.SCSの電極挿入手技
 上利 崇(東京都立神経病院 脳神経外科)

3.SCSの刺激選択と調整
 西川 泰正(岩手医科大学 脳神経外科)

共催 日本メドトロニック株式会社
アボットメディカルジャパン合同会社

ハンズオンセミナー9 12月2日(土) 8:40~10:50(第9会場)

バクロフェン髄腔内投与療法(ITB)の実際

定員 20名
対象者 医師・看護師・理学療法士・臨床検査技師・医療工学技士、その他の医療従事者
内容 バクロフェン髄腔内投与療法(ITB)は、重度痙縮に対するニューロモデュレーション治療の代表的な治療法です。
ITB療法の概要と患者選択、スクリーニングテストと手術手技、リフィル手技と薬剤投与調整および投与モードの調整までを、講義形式とハンズオン形式で行います。ハンズオンは、人体模型を使用したスクリーニングおよび手術シミュレーション、リフィルおよびプログラミング手技、プログラマーの使用方法に分けて各テーブルにコーディネーター1名と第一三共社員1名が担当し実施いたします。なお、今後ITB療法を各施設で実施をするためには、本ハンズオン以外にWeb講習を受講して頂く必要があります。
(承認条件)ITB療法Web講習の受講は以下のURLからアクセスしてください。
https://nlp.netlearning.co.jp/ns/common/LogIn.aspx
企業ID:NLRP1001382 パスワード:GG12ZV8964
コーディネーター 内山 卓也(近畿大学 医学部 脳神経外科)
講師

1.ITBの概要と患者選択
 内山 卓也(近畿大学 脳神経外科)

2.スクリーニングトライアル・手術手技
 齋藤 健(産業医科大学 脳神経外科)

3.リフィル・プログラマを用いた投与モード・投与量の調整
 松浦 慶太(三重大学 脳神経内科)

4.講師の先生方によるハンズオンセミナー

共催 第一三共株式会社

ハンズオンセミナー10  12月2日(土) 13:20~15:30(第9会場)

神経筋エコー講習会

定員 50名
対象者 神経筋エコーの経験者、未経験者を問いません。
内容 コロナ渦以前に開催されていた神経筋エコーハンズオンが復活しました。国内のエキスパートがそれぞれの得意テーマで実習を行います。項目は上肢神経、下肢神経、頸部神経根・横隔膜、骨格筋、整形外科領域を予定しています。同一内容を2コマ連続して行いますので、受講者の希望するテーブルを選択して受講してください。未経験者も大歓迎します。
コーディネーター 野寺 裕之(天理よろづ相談所病院 神経筋疾患センター・脳神経内科)
講師 越智 一秀 (県立広島病院 脳神経内科)
杉本 太路 (広島大学病院 脳神経内科)
廣中 明美 (広島大学病院 脳神経内科)
塚本 浩 (けんせいクリニック)
渡辺 大祐 (横須賀市立市民病院 脳神経内科)
辻 有希子 (京都府立医科大学 脳神経内科)
北大路 隆正 (京都府立医科大学 脳神経内科)
濱口 浩敏 (北播磨総合医療センター 脳神経内科)
野田 佳克 (神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 脳神経内科学分野)
原 由紀則 (東京都立広尾病院 整形外科)
関口 縁 (JR東京総合病院 脳神経内科)
高松 直子 (徳島大学病院 脳神経内科)
山崎 博輝 (徳島大学病院 脳神経内科)
協力 GEヘルスケア・ジャパン株式会社
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
富士フイルムヘルスケア株式会社

日本臨床神経生理学会第53回学術大会/第60回技術講習会